2011年1月18日火曜日

電気学会自動車研究会



明日、名古屋大学にて電気学会自動車研究会に学生が参加予定です。

私がどうしても行けないのですが、2名の学生が発表します。

1名は、私の研究室で特許化した三相コアの小型軽量化の理論的な掲示と、具体的な設計手法、もう1名は、インターリーブのDC-DCコンバータにおける制御系の最適化手法とそのディジタル制御化の発表です。


パワーエレクトロニクス回路において開発のカギとなるのが、インダクタやトランスの最適化設計と、制御系の設計です。

これを両方ともノウハウ化し、1つの研究室でパワーエレクトロニクス回路のシステム全てを設計できる様にしたかった。

積み重ねてきたその成果を、少しづつ発表していきます。


ちなみに、研究会というのは、普通は修士2年生やドクタークラスが発表しますが、今回発表する2名は学部4年生です。
わずか1年間で、そこまで成長しました。


出席される方は、是非、質疑応答にて、いじめてやって下さい。(笑)




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2011年1月11日火曜日

ホームページ(英語版)改訂



島根大学パワーエレクトロニクス研究室の英語版ホームページPower Electronics Laboratoryを改訂致しました。

といっても、日本の方は、日本語版で充分かと思いますが・・・。

日本語版ホームページでは、動画のページを作成しました。

今後、研究に関する紹介を、動画も通じてアップしていきます。


研究室の皆さんは、動画で実機の説明ができるように準備しておいて下さい。

(YouTubeにアップするので、できれば英語で!)

研究紹介動画は、3月頃を予定しています。




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2011年1月9日日曜日

電気学会中国支部奨励賞受賞



修士2年生の長尾英樹君が、昨年10月に岡山県立大学にて開催された平成22年度電気・情報関連学会中国支部第61回連合大会での口頭発表「インターリーブ方式トランスリンクPFCコンバータにおける結合インダクタの最適設計」に対して、電気学会中国支部奨励賞受賞を受賞しました。

おめでとうございます。

小型化に有効なトランスリンク方式のトランス部分における最適化設計法は、まだ海外を含めても確立されていません。

この発表は、そのテーマに挑んだ手法の一つです。

他の観点からも、これから提案して参りますので、お楽しみに!



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2011年1月5日水曜日

公式ホームページ移行



更新が滞っていた島根大学パワーエレクトロニクス研究室の公式ホームページを、下記の通り変更致しました。

島根大学パワーエレクトロニクス研究室

更新ができなかったのは、全く私の不徳の致す所で、本当に申し訳ございません。

大学にサーバがあり、更新しようと思うと、そこのファイルを触る必要があるのですが、この1年、大学在室中は、そんな時間がほとんど取れませんでした。

ですが、大学で更新しようとするからマズいのであって、どこからでも更新できるシステムにすればOKなのでは、と思い至り、「Googleサイト」なるものを利用して作ってみました。

これで、家からでも出張先からでも更新できます。


今後は、速報性と更新頻度を重視して、本ブログニュースと連動させながら、リアルタイムな情報を提供していければ、と考えております。


今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。



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2011年1月1日土曜日

謹賀新年






あけましておめでとうございます。


島根大学の位置する松江市は、2011年元旦現在、記録的な大雪です。

ですが、この雪を融かすくらい熱く、研究室一同、今年も頑張って参ります。


今年の目標として、

・学術論文10本
・国際会議(ECCE2011)にて口頭発表
・外部資金1000万円獲得

を柱にしていきます。


学術論文は、着任して4年半でやっと結果も出揃ってきたので、一気に書き上げます。

先進的な内容も必要ですが、これからは新しくパワーエレクトロニクスや電源を勉強し始めたエンジニアの方々が、実務で参考になるような内容を学術論文の中に盛り込んでいきたいと思っています。
今後は学会でも、ピンポイントの専門性を声高に提唱するだけでなく、実務での設計や製品開発に直接役立てる様な内容も執筆していく予定です。
(学会が受け入れてくれれば、の話ですが)


国際会議は、私の専門であるパワーエレクトロニクスの分野で世界最高峰の学会であるIEEE Energy Conversion Congress and Exposition (ECCE2011)で論文採択され、口頭発表を行うことを目標とします。
1月15日が、審査用の英語論文提出〆切です。
これから学生と共に、忙しくなりそうです。


また、今年は研究室の人数が増える予定です。
昨年は外部資金が700万円でギリギリでした。
私の専門分野は、実験用の消耗品が非常に多いので、これでも限界でした。
今年は、大台である1000万円を目指します。


以上、パワーエレクトロニクス研究室の今後の予定でした。


(画像は、毎年恒例の自作版画年賀状。今年は近くの境港で見た松葉ガニが、店頭に並んでもなお動いており、その生命力に感動して彫りました。)


今年も、島根大学パワーエレクトロニクス研究室を、どうかよろしくお願い致します。


      山本 真義




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