2012年3月31日土曜日
パワー半導体デバイス講習会(2)
4月20日にGaNデバイスのパワーエレクトロニクス機器への応用技術と最新事例という講習会で講演をします。
企画は日本技術情報センター様で、開催案内は以下の通り。
開催日時:4月20日(木) 10:00〜17:00
開催場所:メディアボックス会議室(東京都新宿区西新宿1-9-18)
主催:日本技術情報センター(TEL 03-3374-4355 ホームページ http://www.j-tic.co.jp)
前日のパワーデバイス基礎コースにつづいて、今回は応用コースになります。
この日の目玉は、何と言っても講演者の面々。
この業界の方々なら分かると思いますが、この講師陣が揃って1つのコースに組み込まれることは滅多にありません。
学会では絶対に見れない、レアな講師陣の揃い踏み。
是非、お越し下さいませ。
(4月19日の講習会は沢山のお問い合わせ、お申し込みを頂きありがとうございます。日程が合わない方は6月に同じ内容で再度開催予定ですので、是非、そちらでご参加下さい。細かい数式やデータは用いず、パワー半導体デバイスに関して、本質を抽出して分かりやすくお伝えし、即、お仕事にお役に立てる技術に直結させます。皆様には決して無駄足にさせませんので、是非、上司の方々に講習会参加をご相談下さい。(笑))
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2012年3月24日土曜日
学位授与式(2)
3月23日、川島の学位授与式の最中、別の場所では島根大学電子制御システム工学科の卒業パーティーが開催されていました。
博士号授与式が終わった時間には、もう会はほぼお開きとなっていましたが、会場で記念撮影だけでもと思い、会場へ向かいます。
で、記念撮影。
それぞれの就職先は
張(前列一番右):島根電子今福製作所
中村(前列右から2番目):デンソー
石倉(前列右から3番目):日立製作所
川島(前列左から3番目):島根県産業技術センター
野崎(後列右から2番目):サンケン電気
戸田(後列右から3番目):マツダ
渡邊(後列左から2番目):デンソー
です。
ほとんどが、共同研究先という状態。
ウチの優秀な学生が欲しいという企業の皆様、そういうことです。(笑)
ちなみに4年生は全員、パワエレ研究室の大学院に進学です。
この日の夜は、居酒屋で送別会でした。
寂しさの余り、飲み過ぎて綺麗に記憶が飛びました。
最後なのにご迷惑お掛けした学生の皆さん、すみません。(笑)
1年が終わり、また新しい1年が始まります。
今後も頑張って参ります。
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2012年3月23日金曜日
学位授与式(1)
3月23日、博士号の授与式が島根大学学長室で執り行われました。
私にとっては、被授与者の川島が、初めての博士号の学生輩出となります。
初めての学長室で緊張して博士号を授与される、川島。
最後は学長を囲んで、記念撮影。
この後、学長と気楽に話をする懇親の場も与えて頂きました。
パワエレ研究室にとって、電気自動車を公用車にして頂いたのも、この山本学長のお力添えです。
この場をお借りして感謝申し上げます。
川島は、4月から島根県産業技術センターで研究員として勤務します。
今後も島根県とスクラムを組んで、地方の産業活性化に尽力して参ります。
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2012年3月19日月曜日
平成24年度電気学会全国大会
3月21日から23日までの3日間、平成24年度電気学会全国大会に参加します。
島根大学パワエレ研究室からは、学部4年生の桂が発表します。
今回は参加が少なくて申し訳ございません。
今年の9月に開催されるIEEE-ECCE 2012への投稿に研究ネタを集中させたので、学部4年で何故か複数のネタを持っている桂のみの発表となりました。
桂の発表は、21日(水)午前9時からの下記セッションです。
608-A1:電力変換回路・制御方式
発表題目は「三相トランスリンク形マルチフェーズ方式昇圧チョッパ回路における安定制御設計の実機による評価」です。
結合インダクタを用いたマルチフェーズ昇圧チョッパを、解析的に安定化設計した例はこれまで発表されていません。
回路の制御系で、電源屋さんが実機設計した後、アブノーマル試験等で発振現象が起こって、セラミックコンデンサをあちこちに付けて位相の対策したりすることがありますが、この方式を使用することで、そういった心配が無く、設計通りに安定動作可能です。
泥臭い研究ですが、電源屋さんのお役に立てれば、と思って取り組んだ研究内容です。
良ければ聴きにきてみて下さい。
山本は下記セッションで座長です。
607-A4:電力変換回路・制御方式 鉄損,構造解析
このセッションは今までのパワエレ関係の研究とは、趣が全く違います。
今後のパワエレ業界の新しい流れが見えてくると思います。
電機業界は厳しい状況ですが、それ故に新しい流れを自分で起こしていかなければなりません。
その一端を垣間見れると思います。
学会も、電機業界の皆様を少しでもバックアップできるように頑張って参ります。
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2012年3月17日土曜日
2012年3月13日火曜日
パワー半導体デバイス講習会(基礎コース)
4月19日にGaN/SiCデバイスを用いたパワーエレクトロニクス機器設計の基礎技術と開発事例及び今後の展開という講習会で講演をします。
企画は日本技術情報センター様で、開催案内は以下の通り。
開催日時:4月19日(木) 10:15〜17:00
開催場所:メディアボックス会議室(東京都新宿区西新宿1-9-18)
主催:日本技術情報センター(TEL 03-3374-4355 ホームページ http://www.j-tic.co.jp)
今回は、パワー半導体デバイスの基礎コースです。
パワー半導体デバイスの歴史、基本的なシリコン系パワーデバイスであるMOS-FETやIGBTの基本構造についてお話しします。
また、それらの具体的な使用方法、そして実際の電源等へどうやって使うのか、というところまで、実際の電源装置を例に解説致します。
企業の方々で、会社では教育になかなか時間が割けない、という皆様に、パワー半導体デバイスについて一から分かりやすくお教えします。
パワー半導体デバイスについて、あまり馴染みが無かった人でも、一日でいっぱしに使える様にして差し上げます。
そして、さらに次世代型パワーデバイスであるSiC(炭化シリコン)やGaN(窒化ガリウム)ベースのデバイスについても、使える様になれます。
一日で、パワー半導体の素人から開発室のエースに!(笑)
ご期待下さい。
(次の日には、応用分野のGaNの話を同じ会社の講演会でします。日本技術情報センターのHPをご参照下さい。)
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2012年3月9日金曜日
研究内容の動画配信(仮)
島根大学パワーエレクトロニクス研究室で行っている研究内容について、今後は動画による情報発信をしていきたいと考えています。
全て学生が企画立案、撮影を行います。
また、世界へ発信するために、英語の字幕も付けます。
例として、修士1年の河野が作成した簡単なモータ駆動試験の様子が下記です。
[英語字幕翻訳:服部(M1)、字幕打ち込み:梅上(M1)]
モータは動くので分かりやすいですが、基本的にパワーエレクトロニクス回路は動かないので、そこを動画でいかに上手く伝えるか、が、各学生のセンスを問われます。
皆で議論して企画することで、それぞれのプレゼン手法向上も期待できます。
4月から、配信予定です。
基本的に、youtubeに配信していきます。
現状では下記の様な感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=3GEdL5XbBT4&feature=youtu.be
同時に公式HPの動画ページにも随時アップしていきます。
ご期待下さい!
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2012年3月7日水曜日
また週刊誌に掲載!
週刊誌の山陰経済ウィークリーに再び、島根県における電気自動車に対する取り組みが紹介されました。
画像は、これまた再び島根大学産学連携センターの丹生先生より頂きました。
やっぱり、掲載については知りませんでした。(笑)
教えて頂きありがとうございます。
今回は、一緒にEVを作っている株式会社アクティブの井上社長がメインです。
新しい事務所の紹介と共に、その取り組みが紹介されています。
こういう元気の良い人と仕事ができると、こちらも元気になって、相乗効果でより良い仕事ができます。
今後も、井上社長と島根県を元気にして参ります!
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2012年3月5日月曜日
修士論文発表会
2月終わりに修士論文発表会が開催されました。
パワエレ研究室からは6件でした。
- 石倉 祐樹「プラグインハイブリッドカー用バッテリーチャージャーの小型・高性能化」
- 戸田 浩隆「新エネルギーインターフェース用単相インバータの高性能化について」
- 中村 祐太「ハイブリットカー用昇圧形DC-DCコンバータの制御系における安定化設計手法」
- 野﨑 優「新型GaNパワー半導体デバイスを用いたDC-DCコンバータの超高周波ドライブ回路」
- 渡邊 哲也「ハイブリット自動車用インバータのモデル化とその実証評価」
- 張 浩徳「トンネル照明のLED化による省エネルギー化の検討」
綺麗に、皆、全然バラバラの研究分野でした。
でもお互い協力し合う、仲が良い学年でした。
何だか、一つの時代が終わった様で、少し寂しくもあります。
ですが、気分一新、残された皆で先輩達の良い部分を受け継いで、次の目標へ向かって頑張りましょう!
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